前作から約5年。長い沈黙を破って「SWAMP」が遂にニューアルバムをリリース。彼の新しい一面が垣間見える内容に。そんなワケでSWAMPに緊急インタビューを実施!「ラーメンの人」ではなく「アーティスト」としての彼の想いに迫ってみました。

MC SWAMP Interview

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長い沈黙を破り、最新作をリリース

イカジュン
前作「Lust…」から約5年、待望の新作がリリースされましたね。
SWAMP
地震が起きて、近県のライブツアーも中止になって「自分は何してるんだろう?今伝えたいことは何なんだろう?」みたいな感覚になって、自問自答の日々でした。
イカジュン
確かに、アルバム全体でSWAMPさんの新しい一面が表れているというか。
SWAMP
今作のコンセプトは「四季」を意識していて。これまであまり取り上げていなかったトピックというか。同じものでも季節によって全く異なって見えたり、味が変わったり。その魅力に惹かれて。
イカジュン
四季を表す曲を凝縮してアルバムにしたと?
SWAMP
そうですね、前作から20曲は制作したのですが厳選した7曲を入れています。もともと「次作はこんなアルバムを作りたい」という構想があって、それに近づけたんじゃないかと。
イカジュン
どういった構想ですか?
SWAMP
前作の制作時は20代でしたが、30代になったし大人な感じの曲を作りたいなって(笑)。
イカジュン
確かに!以前のようなトゲトゲしさが無くなった気がします。
SWAMP
20代の頃は喜怒哀楽の「喜」と「怒」の部分を叫ぶ方が伝えやすかったような。MCバトルでの自分のキャラが先行していたかもしれません(笑)。みんなにそれを期待されていたのもわかっていたから意識していたし、その勢いのまま魅せることが楽だったのもあります。しかし30代になり、もっと色んな角度の自分を魅せたくなって。

シンプルだからこそ、色を出しやすい

イカジュン
今作では客演を迎えていないというのもあって、シンプルさが際立っていますね。
SWAMP
今回、サウンドをほぼ担当した新潟のバンド「fornow」のギタリスト「Kohtalo」との出会いが大きかったです。お互い違うジャンルの音楽をやっていたから、予想出来ない音楽になるんじゃないかと思って。
イカジュン
ジャジーでグルーヴィーなトラック選びも今作の特徴ですね。「放射冷却」など、まさに!
SWAMP
もうシンプルな方が自分の思うことを発信しやすいと思ったんです。だから余計なエフェクトを減らしたし、リリックも言葉数を減らして。
イカジュン
MVが公開されている「カミングスーン」もシンプルで、耳馴染みの良い曲ですね。
SWAMP
「海に行こうよ」っていうノリの曲だから、ラフに聴いて欲しいですね。

形を問わず発信したいという想い

イカジュン
今回のアルバムジャケットは自身で描かれたとのことですが。
SWAMP
アルバムのコンセプトである四季を表現しています。音楽もそうですが、もともと何かを作ることが好きでした。学生の頃は、美術だけ「5」みたいな(笑)。
イカジュン
今後は絵も描いていくんですか?
SWAMP
音楽や絵だけでなく、SWAMPというフィルターを通して色々なものを発信していきたいですね。あと第2弾のMVを制作しているのでお楽しみに!

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RELEASE INFOMATION
SWAMP「THE DAY」

NOW ON SALE 2,160yen / SILSW-1
BUY – タワーレコード新潟店 / Silent Records

TRACKLIST

1. Bloomin’
2. カミングスーン
3. チャリンコ (Sunset ver)
4. 鞭と飴
5. マイ麺 (一滴も残すなver)
6. 放射冷却
7. パウダーディスコ

TEXT : IKAJUN

PROFILE
SWAMP

10代の頃からRAPアーティストとして活動を始め、数多くのライブに出演し、頭角を現す。その独創的なスタイルのRAPにファンも多く、MCバトルにおいても優勝経験をもつ。2011年には、ANTY the 紅乃壱、田我流、HIBIKILLA、等を客演に迎え、フルアルバム「Lust…」をリリース。2012年に入ってからはDJやアコースティックライブにも着手。また、FM KENTOのナビゲーターとしても活動中。