ユニット・MO’TENDERSのシンガーとして活動するKick a Show。これまでリリースの度にコアなミュージックフリークを唸らせてきた。そんな彼に、記憶に新しい昨年のフジロックへの出演、そして今作「The Twelve Love」に込めた想いを聞いた。

シンガー/Kick a Show Interview

– 昨年、FUJI ROCK FESTIVALでMONDO GROSSOと共に出演したパフォーマンスが話題になりましたね。大きな舞台はいかがでしたか?

普段は緊張しないタイプなんですが、流石に足が震えました(笑)。でも歌っているうちに気持ち良くなってきたし、ステージ上からは新潟の友達の顔も見えて、大分落ち着きました。昨年はフックアップしてもらったっていう気持ちで出演したので、次回は自分の力で出演してみたいですね。

– これまでのリリースを振り返ると、曲ごとにイメージが異なっていますね。

「Kick a Showといえばコレ!」みたいなイメージはあんまり定着させたくなくて、フラットに聴いて欲しいと思っていて。トレンドに乗った曲を作りたい時もあれば、オーセンティックな曲を作りたい時もあるので、これからもそういうスタンスで曲を作っていきたいですね。

– 先日リリースしたソロデビューアルバム「The Twelve Love」はその名の通り、12のラブストーリーがテーマだと聞きましたが、何故このテーマに?

一昨年、R. Kellyが「12 Nights Of Christmas」っていうアルバムをリリースしていて、インスパイアされました。ラブがテーマだとリスナーも共感してもらいやすいし、セクシャルでアダルティックなネタは歌っていて楽しいので。12曲入っているのですが、アルバム全体で1つの作品として聴いて欲しいですね。

– リード曲「0時ちょうど」はDJ&トラックメイカーのOkadada氏にプロデュースしてもらったと聞きました。

そうですね。この曲は2人が共通して好きなムード歌謡の南佳孝さんの「これで準備OK」という曲へのオマージュです。2人で昭和っぽいノリのリリックを書こうって話して。オチがダサい感じで終わるという(笑)。アルバムの流れを考えた時に、時系列順で構成していったんです。1曲目を0時だとカウントして、この曲を持ってきました。

Kick a Show – 0時ちょうど (Prod. Okadada)

Kick a Show - 0時ちょうど (Prod. Okadada)


– その他のゲスト陣も現行のパーティーシーンを代表する人選ですね。

普段から縁のある人たちに参加してもらったので、スムーズに曲の制作が進みました。YENTOWNのDJでもあるMARZYさんと、Piscesとしての活動やモデル業でも支持を集めるLISACHRISさんに参加してもらった「Buchiaga Lit」は同年代の2人と一緒に作り上げていったので、かなり刺激を受けました。それぞれCaryn10とreverv kueenという名義で歌ってもらっているのですが、ムーンバートンっぽくてアッパーで踊れる曲調に仕上がっています。
あとSam is Ohmさんにアルバム全体のプロデュースと、アルバム内のほとんどのトラックを手がけてもらいました。もう旧知の仲なので、絶対的な信頼を置いています。

– そのOhmさんが手がけた「友達以上恋人未満」のThe Twelve Love ver.として収録されていますね。

自分の名刺代わりとなった曲でもあるのですが、Ohmさんと2人で作り上げていった曲なので、バージョンを変えてでも入れたいと思っていた曲ですね。

Kick a Show – 友達以上恋人未満~less than lovers, more than frends~

Kick a Show - 友達以上恋人未満~less than lovers, more than frends~


– 最後に今後の予定を教えてください。

5月にツアーをする予定なので、大きなリリースパーティーを兼ねてライブを新潟で開催しようと思っています。詳しくは決まっていないので、SNSでチェックして欲しいですね。


DISK INFO

「The Twelve Love」
NOW ON SALE
Rambling RECORDS
2,484円

PROFILE
Kick a Show

最先端ながらもどこか懐かしさが香るメロディとトラック、R.Kellyなどにインスパイアされたというセンシュアルかつユーモア溢れるリリックが特徴的であり、その内の「友達以上恋人未満」は、<コイミマ>の略称でストリートから愛される代表曲となっている。
また、2017年にはG.RINA、ZEN-LA-ROCK、MONDO GROSSOらのアルバムへ連続して参加。その客演を機に『FUJI ROCK FESTIVAL’17』や『りんご音楽祭 ’17』など様々な音楽フェスやブロックパーティーにも参加し、その抜群の存在感と特異な動きで魅了し続けている。

: https://twitter.com/kikurcms
: https://www.instagram.com/kickashow/

Author Profile

IKAJUN
IKAJUN
フリーペーパー「CUT IN」、WEBサイト「CUT IN WEB」の元編集長。好きなフミカは、馬場ふみかと清水富美加です。LINEのID教えてくんねぇ?