メンバーチェンジ後の新体制でさらに勢いを増すCICADA。艶やかでしなやかな歌声が魅力のフロントマン城戸あき子に聞く新生CICADAのこれから。

CICADA/城戸あき子 Interview

– 前作「formula」リリース以降、さらに研ぎすまされた感がありますが?

元々、クラブイベントやバンドのイベントどちらにも呼んでいただくことが多かったのです。
そこから刺激を受けつつ、クラブサウンドをバンドメイクしているのって少ないと思っていて。
「formula」は、そういう刺激を受け始めた頃にできたアルバムですね。
自分達でシーンを新しく切り開けるといいなっていう思いから、「formula」を作りました。
そこから初めて聞いた人たちへ、いかに私たちの音楽を伝えられるか。
キャッチーなところも必要だし、どういうアプローチがバンドとして印象に残せるのか。
ツアーなどの経験を力に変えて、今はより大きなステージでどんな曲をやりたいか、なんて考えたりしています。

– 「formula」では新たな表現方法としてラップにも挑戦していますよね?

私、チャレンジ精神旺盛なんです(笑)。
ラップは未経験だったんですけど、自分にとっても新鮮で楽しくて。
レコーディングの時は歌と少し勝手が違って、つい力んでしまってタイム感や音程など何回もメンバーと相談して録り直しました。
でも最終的にはCICADAのサウンドにマッチするように、いい意味で力の抜けたテイクが録れたと思います。

CICADA(シケイダ)- YES

CICADA(シケイダ)- YES

– CICADAと言えば若林さん(Gt&Key)と及川さん(Key)のガチバトル(笑)が有名ですが、「formula」制作にあたりそこは大丈夫だったんですか?

制作時は若林さんがスランプに陥ってしまい、音信不通になるという事件が起きてましたね。
創介はその件で若林さんに説教してました(笑)。
だけどスランプの若林さんを助けるように、創介が曲たくさん作ってきて。
なんだかんだ助け合ってやってます。
お互いが相変わらず自分の曲の方が良い、と言い合ってますけどね(笑)。

– CICADAからはHIP HOPやElectronicaなど様々な要素が感じ取れますが?

CICADAはメンバーの音楽的なルーツが皆なバラバラなんです。
CICADAとしてまとまった時に、そこが自然と曲に反映されてくるところがバンドとして面白いかなと思います。

– 今年4月から新たなベーシストとして越智さんが加入しましたがどのような変化がありましたか?

特段変わったってことは無いのですが、自分の意識としては、より音楽対して真剣になりました。
越智が入ってからまだ音源のリリースは無いのですが、前ベーシストとはまたタイプが違っていたり、ライブで遊びの効くところがとても良い刺激になっていますね。

– 楽曲やLIVEはもちろん、映像などのビジュアル表現もかなりこだわって作られていますよね?

最新作「ゆれる指先」は特にお気に入りです。
MV「door」と同じ監督である北田一真さんにお願いして、ほぼ全てお任せしました。
「door」もとても好きなMVで、北田さんならいいものができるという信頼があります。
海に沈んでいく女性が、深海魚のように怪しげで美しい人々の愛を見るっていう、とても幻想的なMVになっています。
私が書いた歌詞や曲のイメージにもぴったりでした。
MVにCGを使ったのもこれが初めて。
でも役者さんたちは実際に撮影用のプールに潜っているんです。すごいですよね。

CICADA(シケイダ)- ゆれる指先

CICADA(シケイダ)- ゆれる指先

– 冨田ラボやGOMESSなど色々なアーティストとのコラボも印象的でしたが、バンドにっとてやはり大きなプラスになりましたか?

リスナーの幅を広げる、という点でもとてもプラスになったと思います。
特に冨田さんは、私が音楽を始める前から好きな方でした。
私の音楽人生のひとつの夢でもあったので、冨田さんの楽曲を自分の声で表現できるということはとても楽しかったですね。

– 普段どんな音楽を聴いているんですか?

最近はFKJというパリのトラックメイカーにハマっていてよく聞いてます。
MVになっているSkylineや、Waiting feat. Madelyn Grantなど、歌にR&B要素ありつつ、音色の浮遊感や涼しげなところが好きです。

– 今年はGREENROOMFESTIVAL’17を始め様々なフェスに参加するなど、かなりLIVEを意識した活動をされていますが?

メンバーが変わったこともあって、ライブをたくさんやりたいなっていう思いがありました。
今年は特にフェスに呼んでもらえることも多くなって。
フェスって普段のライブより、音楽のジャンルもさらにミックスされてますよね。
その場を確実に自分達のモノにしていく、いいバンドもたくさんフェスで見てきました。
ライブのアレンジや、新曲の制作の時にもフェスの経験から刺激を受けて作ったりするようになりました。

– ひさしぶりの来県という事ですが、新潟の印象的な出来事や思い出はありますか?

新潟のリスナーさん、共演者さん本当に暖かくて大好きです。
あと私日本酒大好きなんですよね(笑)。

– そうなんですか?意外です!勝手なイメージですが、カクテルなど飲んでるイメージでした(笑)。新潟でお気に入りの日本酒銘柄はありますか?

なんでも美味しいって言って飲んじゃいます。お酒強いみたいで、私。
お客さんから差し入れで頂いた、景虎の梅酒は初めて飲んだ時とても感動しました!

– 今後の展望を教えて下さい。

私個人の展望としては、より色々な表現を身に付けたいので、もっと色々な場所で歌いたいです。メンバーも同じようにサポートの現場の経験を積んでいます。
そこで得たものをバンドに還元できたらいいなと思ってます。
楽曲も黙過製作中なので、早く届けられるようにがんばります!
前作「formula」より、バンドも歌もさらに洗練されたものを聞かせられると思っています。
あとは全国リリースツアーに回りたいですね、もちろん新潟にも必ず!

– 最後に、読者へ一言お願いします。

10月15日にCICADAは久々の新潟へ行きます。
前回の新潟でのライブから時間が空いた分、期待以上の最高のライブ魅せるので、会場で是非お会いしましょう。

TEXT : GAKU

PROFILE
CICADA

城戸 あき子(Vo)
櫃田 良輔 (Dr)
若林 とも (Gt&Key)
及川 創介 (Key)
越智 俊介 (Bass)

HIP HOPやR&B等のブラックミュージック、Trip HopやElectronicaのミニマルな要素で作られたサウンドに、艶やかでしなやかな歌声は正に新たなJ-POPを築き上げる。2015年2月にリリースされた初の全国流通版1st Full Album『BED ROOM』はHMV「エイチオシ」に選出、TOKYO-FMではマンスリープッシュとして取り上げられ一気にその名を音楽シーンに刻み込む。
勢いを止めることなく2015年11月には7inch vinyl『stand alone』を枚数限定生産リリース(SOLD OUT)リリースパーティは渋谷WWWでゲストにtofubeatsを招き完全ツーマンで行い満員のフロアを揺らした。
2016年4月にCD形式としては1年ぶりとなる新譜「Loud Colors」をリリース、5月には自身初のワンマンライブを渋谷CLUB QUATTROにて「CICADA One man show”Absolute”」を開催。2016年11月9日ユニバーサルミュージックより2nd Full Album「formula」でメジャーリリース。同月リリースワンマンを11月25日に渋谷WWW Xを大盛況に終え新たなステップへ登った。
2017年1月に前ベーシストが脱退、4月に越智俊介が加入し、新体制でのワンマン公演「CICADA One man show”Absolute”2017」を代官山UNITで開催し新たなCICADAをスタートさせた。その後もGREENROOM FESTIVAL’17、りんご音楽祭2017などの野外フェスにラインナップされる話題のネクストヒットバンド。

: https://www.cicada-web.com/
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: https://www.facebook.com/cicada2012/

RADIO
No border RADIO

sora×niwa FM
放送時間 : 毎週木曜日 21:30〜22:00

LIVE INFORMATION
秋の音

※CICADAは15日(日)のみの出演。
会場 : 新潟県立植物園 屋外園地
日程 : 10月14日、15日(土、日)
時間 : OPEN/START 10:00 ※予定
チケット : 入場無料
: http://www.akinooto.com