クラブイベントにコンスタントに出演するラッパー「KONG」。トピックに富んだ曲はリリースするごとに話題となり、10/11(水)には名刺代わりとなる1stアルバムをリリースする。そんな彼が今作に込めた想いとは。

ラッパー/KONG Interview

イカジュン
1枚のアルバムの中に様々なトピック、そして曲調に富んでいるイメージです。今作のコンセプトは?
KONG
1stアルバムを作ろうっていう気持ちで、今回は意図してコンセプトは設けませんでした。「AJIPON」や「このまち」など、これまで6曲ほど配信リリースをしているのですが、それ以外の曲はアルバムのために作った曲ですね。DJ TO-SHIROやPENTAXX.B.F、WALU、ONO DUB、DJ INI、recluse、C-ZOOの7人のトラックを使わせてもらいました。
イカジュン
どういった場面でリリックを書くことが多いのですか?
KONG
根詰めて作り上げていく派なので部屋に引き込もって書いています。練って練って、悩みながら。でも、チヤホヤされたいから頑張って、曲を作っているんですよ(笑)。
自分であんまりラップ上手くないと思っていて。韻をガチガチに踏むというより、どちらかと言うとメッセージ性の方を重視しているんです。
イカジュン
なるほど(笑)。ラッパー・USU aka SQUEZ氏のプロデュースによる曲もあるとお聞きしました。
KONG
「向日葵」という曲ですね。以前、声をかけてもらって今回実現しました。トラック選びやリリックなど、プロデュースしてもらって。その作られた環境で、いかに自分の曲にするかという挑戦ですね。新鮮だったし、難しかったです(笑)。
イカジュン
「ほら雪 featあかり」は生々しく、情景が浮かんできました。
KONG
客演で迎えたあかりは、バンドシーンで活躍するシンガーで。パンチのある歌声の女の子を探していたら、紹介してもらえることになって。彼女の歌声を聴いて即決でお願いしました。
イカジュン
「このまち」は地元・阿賀野市の京ヶ瀬エリアのこと、そしてKONGさんのこれまでを振り返ることが出来るんですね。この曲も聴いているとシーンが浮かびます。
KONG
やっぱり住みやすい地元が好きなので曲にしたいと思っていたんです。
今、ラッパーとしての拠点はclub SEVENなので、「ただ、防衛」の曲中で古町側から見た万代側の景色を“橋の向こうじゃ今日も光るライト”というリリックで表現をしていて。
イカジュン
リリックに新潟の景色が出てくると、世界観に入り込みやすいですね。あと「ありあまる日々など無い」という曲でバンドサウンドに乗せてラップをしているのが意外でした。
KONG
ずっとバンドに対する憧れがありまして(笑)。ヒップホップよりもバンドの楽曲の方が聴いているかもしれません。今までのキャリアの中でも、こういうトラックを使うのも初めてです。
あとは3拍子の曲をやってみたくて、最後の「世界ノムコウ」を作りました。
イカジュン
KONGさんの描く世界感を凝縮したような曲ですね!最後に読者に向けて一言お願いします。
KONG
普段、ヒップホップを聴かない人も聴きやすい内容になっていると思うので、是非聴いて欲しいですね。
あとは10/14(土)にclub SEVENで開催される「AGLEE」がリリパになるので、遊びに来てください!

TEXT : IKAJUN

KONG

2004年、阿賀野市京ヶ瀬エリアのメンバーで2MCグループ「ON YOUR MARK」を結成。イベントの音源の制作、イベントオーガナイズなどの活動を展開する。その後、2016年にソロ活動を始動。これまでにシングルで6曲をリリース。2017年10月に1stアルバムとなる「初場所」を発表する。
: https://twitter.com/nankaotita

DISK INFO

「初場所」
10.11.WED ON SALE
¥2,000(+TAX)
(県内のタワーレコード、TSUTAYA 他で販売)

Author Profile

IKAJUN
IKAJUN

フリーペーパー「CUT IN」、WEBサイト「CUT IN WEB」の編集長。好きなフミカは、馬場ふみかと清水富美加です。LINEのID教えてくんねぇ?