昨年DJ20周年を迎えたKAIと、エレクトロやテクノなどからグルーヴを創り出すTAWARAによるユニット・PHAN PERSIE。彼らが満を持して1stアルバムをリリース。2人が今作に込めた想いに迫る。


左 : KAI 右 : TAWARA

ダンスミュージックユニット/PHAN PERSIE(KAI & TAWARA) Interview

– 1stアルバム「AMORPHISM」のリリース、おめでとうございます!ユニットとしての活動が7年を超えて、なぜこのタイミングでリリースを?

KAI : 昨年、自主レーベル「ONEWORD RECORDS」を立ち上げたことが大きいですね。

TAWARA : 他のレーベルではそのレーベルのカラーなどもありますし、自由にやりたいことをやれる場ができた。

KAI : 今作は、自分たちのカラーで作った曲が収録されています。だからアルバムを通して聴いてもらえるとインパクトはあると思います。

TAWARA : 僕らは2人で作り込んでいくスタイルで、これまでダンスミュージックだけで約40曲くらい作ってきましたが、アルバムという形では初めてです。

KAI : ちょうど1年前くらいから構想を練っていて、今作のために作ってきた書き下ろしの曲ばかり。今まではほぼデジタル配信でしたが、形に残るモノとして残したかったのでCDでもリリースすることにしました。

– 無定形という意味の「AMORPHISM」をタイトルにした理由は?

TAWARA : ユニットとして7年以上活動してきたけど型にハマりたくないし、音楽性の幅も常に広げていきたいと思っているので、無定形という言葉がフィットするかなと。

KAI : お互い好きなジャンルや好きなシーケンス進行・機材の使い方も、ほとんど違うんです。自分から見てTAWARAは理詰めで音楽を作るし、自分は感覚や直感で曲を作るみたいな(笑)。

TAWARA : 作る音楽も違うし、そのおかげでユニットとして曲を作ると幅が広がるんです。ルーツやキャリアも違んだけれど、いろんなところで共感するポイントがある。

KAI : だから作る曲はお互いのバックグラウンドが混ざり合って、曲ができあがっていくイメージですね。

TAWARA : 2人の音楽性の最大公約数というか、そのタイミングその時代で共感するポイントを探して、曲に落とし込んでいくみたいな。

– それでは今作の構成で意識した点は?

TAWARA : 今作に限らず、僕らは主にクラブでの一晩の中で聴きたい音を作っているので、現場でDJがどのタイミングで流せるかを考えています。それは今作のアルバム構成でも一緒。パーティーの始まりから終わりまでの流れを意識しています。

KAI : 昨年10月に開催された僕のDJキャリア20周年記念イベントで、今作の中から数曲かけたのですが、現場も盛り上がってくれて。

TAWARA : 自分たちの曲だから僕も上がってしまった(笑)。

KAI : 僕らは楽曲制作のユニットで、DJとしては全然違うプレイスタイルなので、同じパーティーに出演する時もPHAN PERSIEではなく、個々の名前でクレジットしてもらっています。

TAWARA : PHAN PERSIEで出演させていただく時はLIVEをやる時なんです。

KAI : 4/29(土)に新潟で石野卓球さんをゲストに迎えて、Progressive Energyで開催するアルバムリリースパーティーでは、PHAN PERSIEとしてLIVEで出演します。その他にもツアーでまわる予定なので、僕らのウェブサイトなどをチェックして欲しいですね。

– 最後に、読者へ一言お願いします。

KAI : コンセプトは設定しているけど僕らの手から離れるともうリスナーのものだから、頭から最後まで通しで聴いてお気に入りを見つけてください。

TAWARA : クラブでの一晩の中でも楽しみ方は人それぞれですし、僕らの曲の中でフィットする曲を見つけてもらえたら嬉しいですね。

TEXT : IKAJUN

DISK INFO

「AMORPHISM」
3.22.wed release/OWR002/2,160yen(TAX IN)

TRACKLIST

1.Amorphism

2.Dunmer

3.Jaunte

4.Rabona

5.Zug

6.Xande

7.Sesek

8.Ganymede feat.Kensuke Watanabe(FROM CRESCENT)

9.Kawasemi

10.Jigging

11.Lençóis

12.Amorphism(Reprise)


PROFILE
PHAN PERSIE

新潟に拠点を置くダンスミュージックユニットPHAN PERSIE(ファンペルシー)。ハウス、テクノ、テックハウス等、長年のキャリアに裏付けされた幅広い選曲と緻密なミックステクニックを武器に、全国でそのプレイを披露し名実ともに新潟を代表するDJであるKAIと、エレクトロ、テクノ等ミニマルグルーヴにメロディアスな楽曲を織り交ぜたDJプレイを得意とし、新潟のデザインカンパニー「SOLU MEDIAGE」の一員としてVJやグラフィック・WEBデザイナーとしても活動を展開するTAWARAの二人によるマルチアングルなダンスミュージックユニット。KO KIMURAの主宰する「FUTIC RECORDINGS TOKYO」やSugiurumnによる新興レーベル「BASS WORKS RECORDINGS」などの国内レーベルやEUN RECORDS(ドイツ)、MONA RECORDS(スペイン)といった海外のダンスミュージックレーベルからも楽曲リリースを経験した。2016年には自らが主宰するダンスミュージックレーベル「ONEWORD RECORDS」を設立、ドメスティックシティ新潟からの自己発信を試みる。2017年、待望のファーストアルバムのリリース。現在も精力的に活動している。

PHAN PERSIE WEB : http://phanpersie.com
ONEWORD RECORDS WEB : http://1word.in/rec
KAI Twitter : https://twitter.com/kaimartin
TAWARA Twitter : https://twitter.com/versatran
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TAWARA Instagram : https://www.instagram.com/versatran/?hl=ja
SoundCloud : https://soundcloud.com/1wordrec

Author Profile

IKAJUN
IKAJUN

フリーペーパー「CUT IN」、WEBサイト「CUT IN WEB」の編集長。

好きなフミカは、馬場ふみかと清水富美加です。

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